何十年絵を描いてても同人やってても、ちっとも成長しないし進歩もないし読者も増えない、万年マイナー同人人生を歩んでいる私です。それでも辞めないのは、単純に言ってしまえば「辞められないから」なんでしょうね。
自分には才能がないことも解ってるし、技術もないしセンスもないことも解ってるんですけどね。それでも続けてれば「ほんの少し」でも上達するんじゃないか、っていう、淡い期待をもって続けているわけです。
でも、自分でも解ってることは、読者が増えないのは、決定的に自分の絵や話には足りたいものがあるから、なんですよね。その「足りないもの」を補うにはどうしたらいいのか?を探しつつ、自分なりに補う努力をしつつ、今日の自分があるわけですが。
こういうことに関しては、ちゃんと客観的に考える必要があると思ってます。
自分を貶めて哀れんでいてはいけないんです。

「何処が悪くて何がたりなくて、じゃぁどうしたらいいのか、なにを目指すのか」
前に進むために、常に頭の隅で考えていることです。

つい先日、改めて思ったことなんですけど…
私の絵に決定的に足りないものって、「華と艶」なんですね…:ase:
根本的な力量不足や技術不足はこの際解りきっていることなので、脇に置いておくとして、
ぱっと見て「目を惹かれる要素」という部分が決定的に足りないんだ!って思います。
当たり前だけどプロの絵師さんにはそれがばっちり備わっていて、モノクロの漫画でも華がある!

これか。

…って思いました、自分に足りないもの…(汗)
「プロなんだから当たり前なんじゃない?」
って言われるかも知れないんですが、多分それは逆なんだと思うんです。
「プロだから華があって当然」なんじゃなくて、「華(カリスマ性)のある絵が描けるからプロになれた」んですよね。きっと。


具体的に「華」を感じさせる要素はなんだろうって、自分なりに考えてみました。
一番はやっぱり「眼力」なのかなぁ…。
勿論、絵柄の系統の違いっていうのもあるんですけど、それよりなにより、「眼力」。
冗談じゃなくて魅力的な絵には必要不可欠な要素だなって私は思ってます。
そして先ほど「脇に置いておく」と言った「根本的な技術不足」の部分が、やはりとても重大な欠点になっていることが良く解ってしまうんですよね…。
要するに「基礎がなってないといかん」ということ。具体的には「線の綺麗さ」。いかに「生きた線が描けるか」ってことなのかなって。

生きた線、綺麗な線が引けるっていうのは凄く重要なことですよね?。線が綺麗なだけで、何割か絵の見栄えが違ってきますから、当然印象も全然変ってきますし。
悲しいかな、私は線が凄く汚くて、ペンにもいつまでたっても慣れなくて、永遠の課題になってしまってる点でもあったりするので、ここの改善から取り組まないといけないなぁと思っているのですが…。

カラーに関しては、自分の中で目指す仕上がりの塗り方が固まってないこともあって曖昧な部分も多いのですが、「さまざまなテクニックを知り習得する」ことで仕上げ方も変ってくるのかなという気がします。
カラーの前に、「線画を綺麗に描けること」がより大切な部分かなとも思ってたりしますし。
「綺麗な線画」+「彩色テクニック」=最強
みたいな…ね(笑)

何年も前のことになるのですが、以前サイト訪問者の方から言われたことがあります。
「絵にもう少しつやつや感があった方がいいと思う」 と。

その時も私はずっと彩色の方法に試行錯誤していて、考えたり試したりしていたので、指摘されていることは
「いわゆるギャルゲ塗りみたいないかにもCG!って感じのつやつや感が足りないということなのかな?」
って思ったんです。でも自分ではギャルゲ塗りは無理だろうって思ってたし、ちと目指す方向が違うかも…と。

でも今になって思えば、あの時言われていたことは
「貴方の絵には華がないから魅力がない」
って言うことだったんですね。
う?む、気づくの遅すぎですね…私。

その後、イベントの時に知人にこうも言われました。
「すっかりCG描きになりましたね」 と。

その時も私は、その真意に気付かずに
「いや、私は別にCG絵描きになったつもりはないし、これからも漫画描きでいたいのだけど…」
と思ったんです。

でも今になって、あの時知人が言いたかったことは
「モノクロ絵は線も汚いし魅力に欠けて見るに耐えない」
ってことだったんだなって気が付きました。
なぜなら、デジタルで彩色するときはそれなりに線の修正もしますし、(デジタルで)色を乗せることによって(私くらいの低レベルの人でも)「それなりに見える絵」に仕上げることが出来るから。

「カラーにすれば、まぁ、何とか耐えられる程度にはなるけれど、手描きだと見るに耐えない」
というご指摘だったんだなぁと…。
これまた気付くの遅すぎですね、私…(苦笑)

最近気になる漫画家さんがいらっしゃいます。
ASUKA等で連載されている左近堂絵里先生です。
公式サイトがあるので良かったら見てみてください。→TIGER*LILY

癖のある絵柄だと思うんですが、華がありますよね。とにかくぱっと見、凄く目を惹かれる絵柄だなって思うんです。
カラーは、どちらかというと「いかにもデジタル」な塗り方をされる方だなと思うんですが、それがまた凄く綺麗。
何よりやっぱり、モノクロの漫画の絵柄も目を惹かれるところがやっぱりプロだな?って感じるんですよねぇ。

特徴の強い個性的な絵柄だと思うので、何も「左近堂先生みたいな絵を描けるようになりたい」と思っているわけではありませんが、「華のある絵の要素はここだよ」っていうのが良くわかる絵柄だなぁって思うんですよねぇ。
とにかく眼力だよ。生きた線だよ。っていう…。
絵柄の系統の違いや、最終的に目指す方向が違ったとしても、「魅力のある絵を描くために必要な要素」の指南として参考にしたい漫画家さんだなぁって思います。

頭で、「自分の絵に不足している要素」が解ったとしても、実際にそれを取り入れていくのは凄く大変なことだと思います。
少しずつ試しながら、地道に地道に向上していけるように努力を続けるしかないんでしょうねぇ。
まずは「線画」の向上と「眼力」の向上を目指して行きたいなぁ。
道のりは果てしない気がするんですけれども。

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「自分の絵に足りないもの(長文注意)」への2件のフィードバック

  1. 『自分は絵心がないから、絵が描けるだけでも羨ましい』…なんていう当たり障りのないコメントを付けても、このみさんの為にならないと思いますので、無責任ですがあえて本音を…

    自分の弱点や欠点を知って、それを補おうと思った時点で、これからもっと伸びるんじゃないかな? このみさんの絵。

    つうか、俺もこういう前向き姿勢で頑張るぞっと思いましたよ。
    もっとも、自分の場合はゲームのスコアを上げることが一番の夢だから、このみさんのとはだいぶ違うけどね。

  2. >涼宮ハルカスキーさん
    自分の弱点や欠点を見つけて、それを補おうとする…ことで、少しでも向上するといいなぁと本気で思いますよ?。
    向上につなげるには、それ相応の努力が必要だろうと思うし、
    やっぱり(才能とかセンスとかという)限界も付きまとうだろうなぁって思うんですけど、でも、「多少でも」よくなれたらいいですよね。

    ちょっと考えるとすぐ後ろ向きになりがちなことって多いんですけど、
    せめて自分が続けていることくらいは、前向きでいたいなぁと…(笑)
    それが何であっても、前向きに上を目指していくことはいいことだと思うんですよ?。
    ゲームのスコアあげるのだって大変なことだと思うので
    涼宮さんも頑張って★
    私も地道に進んでみようと思います?

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