自由帳

お絵かき工程を晒してみるよ その1(下書き?下塗り)

最近のお絵描き手順ということで、試用しているソフトは
下書き?彩色:SAI
仕上げ:Photoshop 5.5J

で作業します。

最近では手抜き絵:ase2:の場合は、Photoshopで仕上げをしないこともありますが、殆どの場合は最後に少なからずPhotoshopを使っています。

SAIについては、公式サイトをご覧下さいね。

:link:SYSTEMAX ペイントツールSAI

また、使い方等については、非公式WikiやFAQ等をご活用頂くとよいかと思われます。

:link:ペイントツールSAI@Wiki
:link:ペイントツールSAI 非公式FAQ




■下書き
下書きです。最近は直接SAI上で描いてしまうことが多いです。
紙に描いた場合も鉛筆描きの線の多い下書きの状態で取り込んで、ペン入れをSAIでしています。

…下書き汚いんで、あんまり人様にお見せできる代物ではないんですが…:ase2:
今回は晒します。
あんまりカスタマイズをきちんとしていないSAIの状態はこんな感じ。

>

下書きは適当にマゼンタ系の色で描いて、もうちょっと直したい…って時に別の色を使って、2?3色になったりします。
かなり適当です:ase:

今回みたいに右向きを描く場合、私は右利きで左向きの方が描きやすいので、キャンバスを反転したり戻したりしながら描いています。



■ペン入れ(主線)

ペ入れンツールを使ってペン入れをしています。
たま?にえんぴつツールでペン入れをしてみることもあるのですが、殆どの場合はペン入れツールで描いています。
理由は修正が楽だから(笑)

下書きレイヤーの不透明度を下げて、大体50%位に落とします。下書きが薄くなったのほうが主線を引きやすいので。

緑の点が「制御点」。
今回は上記の通り右向きの絵なので、反転して右向きにしたりしながら線を引きました。

SAIのペン入れツールの良い処は、線がベクターラインになること。
修正は「修正液」を使うか、Altを押しながら制御点クリックで制御点を消しています。
修正液はあまり使わず、殆どの場合、制御点移動と消去で修正しています。
ペン入れツールの手ぶれ補正は15からS-3の間くらい、
筆圧補正は10から15の間くらいで、適当に変えて描いてます。

線の強弱が弱いと思ったら、描いた後で「筆圧」で強弱をつけています(これが出来るから便利)。

主線が一通り入りました。:arwright:

下書きレイヤーを非表示にするとこんな感じ。:arwbottom:


主線は、顔、服(重ね着してる場合は下と上と別レイヤーにすることが多いです)、髪、服などの上に出る場合は手や腕だけ別レイヤーで描いています。
すばる君(バスケ君@ウェブカレ)の場合、顔に絆創膏があるのですが、絆創膏だけ別レイヤーで線を引いています。

描いた主線をレイヤーセットに分けているのですが、人それぞれ分け方があるようです。
主線のレイヤーセット、塗りのレイヤーセット…と分ける方もいっしゃるようです。
どういうセットにするのが良いのか私もまだ何とも言えないのですが、
自分の主線の引き方から、私の場合はパーツ毎にレイヤーセットを分けています。

:arwleft:というわけで、パーツ毎にレイヤーセットに分けた状態がこんな感じ。



■下塗り

主線が引けたので、さくさくと下塗りをしてパーツ分けします。
「自動選択ツール」や「選択ペン」を使って選択→「流し込み」or「レイヤーを塗りつぶす」で塗りつぶし…
の繰り返しです。
肌色や白いシャツなど、淡い色を塗る時は、別の濃い色で塗りつぶした後、「不透明度保護」にチェックを入れて「レイヤーを塗りつぶす」で本来塗りたかった色に塗り替えると、塗り残しに気付きやすく便利です。

作業中、塗り残しが解りやすいように、一番下にはっきりした色(マゼンタ系が多いかも)で塗りつぶしたレイヤーを置いて作業することが多いです。
髪など、背景に濃い色がある方が見づらい場合は非表示に切り替えるなどしながら作業しています。


というわけで、さくさくパーツ分けして下塗りまで終わった状態がこれ。:arwbottom:

この段階でも、主線が可笑しい?って思った箇所は直しを入れることが結構あります:ase:
今回は手のあたりとか、後から直しそうな気配が…(苦笑)


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カテゴリー:漫筆   2009/05/26   このみ      
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