自由帳

うへぇ、11月もおしまいかー

今日の更新は日記のみです。





★ついに11月最終日ですねー。今年も残すところついにあとひと月になってしまいました。
早い。早すぎる。
むしろ、今年なにやったかさっぱり解らない。
成果がまるでない。
…落ち込みMAXな気分ですよ…。

そして「東のエデン」の卓上カレンダーもついに最後の1枚、Air Kingのカードになってしまいました。
切ないっす。

★さて…このところ色々考えたりしていて、さして書くこともないし、日記を毎日書くのをやめてみようかなぁと思っていたのですが、日記を止めるタイミングも難しいなぁと思ったりしています。
丁度今日が11月の末日なので、明日(12月)から日記毎日更新ルールを解除するのがいいのか…。
まぁ…悩みすぎず迷い過ぎずやっていくしかないんでしょうけれども。

★今日はちょっと気になった事がありまして…。
私は詳しくないので知らなかったのですが、AVTechNO!さんという方のボーカロイド(ルカ)のオリジナル曲に、KAT-TUNの新曲が酷似している、パクり?というニュースがYahoo!ニュースなどで流れたみたいですね。
私はボカロ好きだけど詳しい訳でも、ニコニコ動画をひんぱんに見る訳でもないのでこの方のこの曲は存知上げなかったのですが、twitterでもちょっと話題になっていたので調べてみました。

ちなみにこの話題をご存じないかたの為に簡単に説明いたしますと、
ボーカロイドの巡音ルカのオリジナル曲としてAVTechNO!さんが今年2月にニコニコ動画に発表、その後iTunes Storeなどやボカロ曲集などに収録されCD化もされている楽曲「DYE」に、KAT-TUNの11月発売の新曲「NEVER x OVER ?「-」 IS YOUR PART?」が似ている、という話なのです。

:link:ねとらぼ:KAT-TUNの新曲がボカロ人気曲にそっくり? 作者「ショックすぎる」 - ITmedia News

実はAVTechNO!さん「DYE」は別件で既にニコニコ動画等から削除されていて、今オリジナル曲を聴くことが出来るのがYouTubeにUPされているものだけみたいなのですが、色々リンクから辿って「DYE」のオリジナル曲とKAT-TUNの新曲「NEVER x OVER ?「-」 IS YOUR PART?」を聞くことが出来たのですが、確かに…似てるな、と思いました。
っていうか同時再生して違和感ないレベル(笑)

で、作者であるAVTechNO!さんがこのことを知ってブログで「ショックで…」と書かれた記事も拝見し、その記事についたコメントも大半読ませて頂いたのですが、読みながら色々考えてしまって…。

コメントは、twitterや2ch、Yahoo!ニュースなどで取り上げられて周知されていくにつれて荒らしみたいなのが増えていくのがよく解ります(苦笑)
…ちょっと情けなくなる有様なんですが…でも、多くの人に知られれば知られるほど荒らされるんだなーっていうのが良く解りますね…。

コメントに書かれている内容も様々な言い分があって面白い…というより考えさせられてしまいました。
思ったのは、沢山のコメントの中で特に共感してしまうコメント……そのコメントを寄せた方の考え方に自分の価値観が近いっていうことなんだろうなぁ、と。
それぞれの言い分になるほどと思える部分があったとしても、最終的には自分の価値観に近い考え方の人に共感してしまうものですよねぇ…。
これが「価値観」というものなのかなぁとも思いました。

けど、若干荒れ気味のやりとりを見ていて何となくもにょってしまったことが…。
何だろう…「物を作る」ことに対する意識の違いというのかなぁ…
作らない人と作る人の受け取り方の違いというんでしょうか。
「物を作る」、その産みの苦しみや愛着に対する配慮っていうのかなぁ、そういうのがあまり感じられないコメントも多くて少し淋しいなと思ったんですよね。

ニュースになった後にはKAT-TUNのファンの人達が不思議な理論で文句をつけに来たりしてて、それも不思議だったんですが、彼女たちの言い分はちょっと突飛なので根本的に突っ込み処は多いですね(苦笑)
驚くしかなかったのは、
「素人が無断で楽曲公開してるのが悪い」とか「楽曲の管理をしっかりしろ」とかいう言いがかりをつける人…。
勝手にUPするのが悪いとかどういう言い分なの…って気がするんですけどね…
脳みそ沸いてるのかなー。
オリジナル作品作って公開するのが悪いんですか、そうですか、って言いたくなりますねぇ…。
勝手に公開してパクられたのが悪い、っていう理屈はどう考えても理解に苦しみましたな。
まぁ、それは特殊な例にしても、凄く気になる発言は
「たががボカロで騒ぐな」とか「キモオタ」とか「ボカロ楽曲だから軽く見られるんじゃぁ…」とかいう発言。
…これ、根本的に違うんじゃぁ?って私は思ったんですけど…。
ボカロであるか否か、っていう問題じゃないんじゃないの?と。

問題は個人の創作物を無断で大手企業のアーティストの楽曲としてリリースするものでパクった、ってことなんじゃないのかなと。
いや、まだパクったと決まった訳ではないので、断言しちゃいけないんですけどね。
そういう疑惑を持たれたってことに問題があるんじゃないかな、と。
同人だとかボカロだとかヲタクだとか(そもそもボカロの楽曲作ってる=オタクって決めつけるのもどうかと思うよ?)関係ないだろ、って思うんですけど。

ボカロだろうが同人だろうが、創作物は創作物、その方のオリジナル作品であり、作品を生み出すには多くの時間と労力と愛情が注がれているということを失念されては悲しいなと…。

私は音楽を作れないので、音楽が作れる方を単純に尊敬していますし、物(曲)を作りだす作業というのは大変なものなんだろうなぁとおぼろげにですが思って居るんですね。
ボカロの楽曲を作られているPの方々の音楽って、ボカロ曲ボカロ曲ってその部分だけで人によっては軽く考えて居る方もいらっしゃるのかも知れないですけど、要するに「ボーカルの手段の一つとしてボーカロイドに歌ってもらっている」というだけの、オリジナルの楽曲な訳ですよね?
「音楽」である以上、有名アーティストが歌おうがボカロが歌おうが、音楽は音楽、一つの作品なのではないでしょうか…。

「創作物」が「創作物」として正しく評価される世の中に、早くなればよいのにっていつも思ってしまいます。
プロだろうがアマだろうが、完成した「作品」が「作品」として正しく評価される世の中……
人々の意識がそういう方向へ向いている世の中になれば、クリエイターはもっと能力を発揮出来て、有望な人材も現れるんじゃないかなぁって思ってしまうんですよねー。

そういう世界に生まれ変わって欲しいです…。


:TweetBlog:
 
カテゴリー:今日のできごと   2010/11/30   このみ      
タグ:活動
≪ 月曜日かー  |  あとひと月 ≫

コメント送信フォーム


※ Eメールは公開されません
Loading...
 画像の文字を入力してください