自由帳

「この本オススメ!」その2:児童文学編1

小さい頃、殆ど読書をしなかったのですが、小学5年位の時に突然読書に目覚め(笑)、中学の頃はむさぼるように本を読んで暮していました。その時読み漁ったのが「児童文学」と分類される書籍です。
今の私が、主に海外FTばかり読む偏読家になったのは、この頃読み漁った児童書からの流れだったりします。

その中で最も影響を受け、読み漁ったのが、ロイド・アリグザンダー氏の本。ロイド・アリグザンダー氏の本といえば、「人間になりたがった猫」や「プリデイン物語」(全5巻)が有名なのではないかと思います。かく言う私も「人間になりたがった猫」を読んで、ロイド・アリグザンダー氏のファンになりました。

人間になりたがった猫
人間になりたがった猫
セバスチャンの大失敗
木の中の魔法使い


当時読んだ読みきり3部作。中でもやっぱり「人間になりたがった猫」が大好きです。人間になりたいと願う猫のライオネルのお話。人間になりいと言う、とても正直でまっとうな猫のライオネルと、人間としてそれはどうなの?っていうまっとうじゃあない人間。とても良いお話だと思います。


■プリデイン物語(全5巻)
タランと角の王
タランとリールの城
タランと黒い魔法の釜
旅人タラン
タラン・新しき王者

3作目の「タランと黒い魔法の釜」を中心にして、以前ディズニーでアニメ化されたことがあるのですが、正直、プリデイン物語の本当のよさがちっとも表現されていなかったと(私は)思いました。
この物語は、孤児の少年タランの成長を描いたファンタジーです。ケルトの伝承が元になっている?そうです。実在する人物も登場していますが、あくまでも物語であり、主人公は少年タランです。
ガーギという獣?が出てきて、タランたちの旅に同行することになるのですが、このガーギ、だんだん可愛く思えてきます(笑)
何年たって読み返しても、何度読んでも面白くてじんわりと心に残る、良い物語だと思います。

この他にも、ベスパーホリーシリーズ(3作)とか、短編作品もありますが、どのお話も面白いですよ。今でも本当に大好きな作家さんです。


■おまけ(自分用メモ)
この記事を書くために調べてたら、まだ読んでない本を発見してしまいました(笑)
うわっ、読みたい!!
…ということで、自分の為にメモ。→★怪物ガーゴンと、ぼく

:odaisanka:
 
カテゴリー:漫筆   2007/05/25   このみ      
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