日記前半
{{4664}}
{{4664}}
★さて、Wndows XPのシステムディスクも手元にやってきたので、これでようかん1号を復旧させることができる!かも!?
と思ったわけですが。
まずは言われるまま(?)にCD-ROMからシステムを起動……
したんですが、あれ、そういえばキーボードが効かない…。
うっかりしてましたが、CD-ROMから起動すると、Windowsが起動してるわけじゃないので、USBキーボード効かなかったりするんですね(苦笑)
幸い机の上に(何故か)変換コネクタが転がっていたので、PS/2で繋ぎ直して再起動。無事にキーボードは認識されるようになったのです、が。
さて、マシンの言い分はこんな感じ。
○○が破損したか存在しないので起動できないよ!(てへぺろ)
Windows XPのシステムディスクで回復コンソールを使えば修復できるかもしれないよ☆
…ということは、回復コンソールとやらを起動すればいいのね。
もちろん、回復コンソールとやらを今まで使ったことはありませんので、どんなもんかも知りませんでした、が、起動してみたら…
ん?DOS?(笑)
…いや、正確には素のDOSではないんですけどね。要するにコマンドラインの画面が起動しまして。
……えーと…これでどうしろと…?
ここで、初めて気がついたわけです。
もしかしたら、結構面倒くさいことになってるんじゃないのか、と。
そのー、なくなったと言ってるファイルがどんなもんかもわかってないし、回復コンソールで何が出来るのかもわかってない。闇雲に何かやろうと思ったら、逆に取り返しのつかない状態になっちゃうかも?と。
とりあえずファイル構成をざっくり見てみたんですが、ドライブCの中のWindowsフォルダはちゃんとあるし、ファイルも問題なさそうではありました。
それならなおさら、よく解らないまま手をつけたら余計に壊すだろう、と思ったので、まずは回復コンソールとはどのように使えばいいものなのか、そして「壊れた、もしくはなくなった」と言われているものが、どんなものなのかを調べてみることにしました。
まずは回復コンソールの使い方について軽くググってみると。
:link:Windows XP を修復するために回復コンソールを実行する方法
:link:回復コンソール及びコマンドを使っての修復方法
:link:パソコンの穴|パソコントラブル解決サイト! - 回復コンソールでデータ救出::WindowsXP
…ふむふむ。
なるほど、ブートセクタを修復する、とかマスターブートレコードを修復する、とか……
って、そういう情報が多いんですが、本当にそれでいいの?ってやっぱり思ってしまって。
これを実行する前に、そもそも、なくなったと言われるファイルはどんなもんなの?っていうことが分からなければ、うかつに上記の方法を試すわけにはいかないな!と思うわけですよ。
というわけで、引き続き、なくなったといわれるソレが何かを調べてみました。
何がないと言われたかというと、これです。
WINDOWSSYSTEM32CONFIGSYSTEM
…このパスだとなんかSYSTEMってフォルダなのかな?って気がするんですが…
調べてみたら、これはフォルダじゃなくてファイルなのだそう。
そして、これがレジストリだということを知りました。
要はレジストリが壊れたから起動できなかったんですね…。
うーん、それなら尚更迂闊な修復方法は試せないな、と思ったところに、非常に有益な情報を掲載してくださっているサイトを発見しました。
:link:「system32configsystem」が壊れている - パソコントラブルと自己解決
こちらの記事によると、
「Microsoft推奨の方法でやってみても、うまく動作しないことが多い」
とのこと。
…なんだそれ…。
ということは、先に見つけたサイトに書かれているような、ブートセクタを修復などを試してみても復旧しないことが多い、ってことなんじゃないでしょうかね。
嗚呼よかった、うっかり試してみたりしないで。
こちらの記事を読みすすめていくと、非正規の方法での修復例が書かれています。
CD1枚で起動するLinuxを使って起動し、「システムの復元」でバックアップされているレジストリファイルと、現レジストリファイル(壊れているもの)を差し替えましょう、というもの。
残念ながら、手元にCD-ROMが焼ける環境がなければ、この起動用Linuxを用意することが出来ず、こちらに書かれている方法は使えないことになります。
そして残念ながら、うちのダイナくんにはCD-ROMを焼けるようなドライブはないため、このLinuxのCDを作ることはできません。
……が。
もっとシンプルに考えればいいんじゃないか、と気が付きました。
回復コンソールは起動することができる。
で、やりたいこともわかっている。
要するに、正常な時点のレジストリファイルのバックアップを、壊れてるレジストリファイルを差し替えればいい。
必要なレジストリファイルと所在はこの記事に丁寧に書かれている。
Linuxが入手できないなら、コマンドラインをつかえばいいじゃない。
と、いうわけで。
まずは自分のマシンの状態を把握すること。
これが大切かな、ということで、再び回復コンソールを起動して、ファイル構成を調べてみました。
すると…
レジストリと同ディレクトリに、レジストリファイルのバックアップファイルが存在する…?
それも一日前のものではないですか。
これは…。
実は、随分前に、なんだったかの不具合があって(何の不具合だったかも覚えてない…)、その時にレジストリ修復ソフトを導入したんです。
これを使って不具合が直ることはあっても、不調になることはなかったので、その後も使い続けていて、毎回起動時にレジストリチェク&修復をするようになったんですね。
で、修復の際に毎回そのソフトがレジストリのバックアップを作成している様だったんです。
それは気づいてたんですが、何処に、どのようにバックアップを作っているのかまでは知らなかったんですよね…。
どうやらそれが、このバックアップファイルだったようです。
非常に都合のいいことに、拡張子に.bakをつけて複製して作ってくれているらしい。
というこは、このバックアップファイルを現レジストリと差し替えればいいので、システムの復元のレジストリファイルと差し替えるよりずっと楽に差し替えができるということに!
必要なファイルは
default
sam
security
software
system
の5つということですが、見てみると、defaultのバックアップファイルは作られていない様子でした。
…うーん……。これだけをシステムの復元から引っ張ってくるのは大変そうだなぁ…とは思ったものの…まずは、default以外の、バックアップファイルが存在するレジストリを差し替えてみて、それでも起動しなかった時にはdefaultも差し替える、という手順で試してみることにしました。
もともとはMS-DOSの頃からパソコンを使っているので、コマンドを打つのは久しぶりでいろいろ忘れているとはいえ、ディレクトリ移動やファイルのリネーム、コピーなどの基本コマンドはちゃんと覚えいるわけで。
まずは、現レジストリファイル(壊れていると思われる物)を、一応バックアップを取っておくために、リネームします。
そして、.BAKの拡張子がついているファイルの、拡張子を外します(拡張子がない名称にリネーム)。
SAM、SECURITY、SOFTWARE、SYSTEMの4ファイル分、すべて差し替え、再起動してみたところ……
起動しました!!!
やったー!
一日前(1/24)のレジストリに置き換わっただけなので、マシンの環境もほぼ現状復帰の状態で戻すことができました!
怖いので、一度ディスクスキャンをかけてみたのですが、問題は見当たらなかった様子。
よかった。
そしてレジストリチェッカーで修復&バックアップを取っておきました。
それにしても、破損なく復旧させることができて本当に良かったです!!
今回は、たまたまレジストリ修復ソフトがわかりやすい形でレジストリファイルのバックアップを作っておいてくれたことと、ノートPCで情報をググることができたおかげで、スムーズに復旧させることが出来たので、ホントに運が良かったなぁと思いました。
あと、すぐにディスクを届けてくださった友達には感謝しています!
ホントにお世話になりました…ありがとうございました!
もちろん、新しい子も使ってみようと思ってます♪
もうちょっと落ち着いたらゆっくり環境整えていきたいなぁと思います!
:TweetBlog: