自由帳

QWERTYキーボードとBlack Berry

結局原点回帰なのだ。

外でテキストを打つために、Bluetooth折りたたみキーボードの軽量のものだったり、中古のポメラだったりと手を出しては首をかしげているのですが、もちろんそれぞれ便利だし、利用もしているんだけど、これじゃ望んだ用途には足りないってずっと思ってて。
結局、「外でテキストを打つ」ってどういうことか(何がしたいのか)、っていうことなんでしょうね。

「外でテキストを打つ」こと

例えば、今主流のスマートフォンやタブレットで長文を打ちたいと思ったら、外付けキーボードを持てばいいじゃない、ってなりますよね。
私も持ってます。
でも、Bluetoothの切り替え云々、面倒だよねってなったら、じゃぁ電源入れたらすぐ打てるポメラとかがいいんじゃないの、ってなると思うのです。
実際、ポメラは便利だなと思ってますし。コンパクトなのもいい。

だけど…これらの入力方法って、「座って、テーブルもしくは膝など、端末を置く場所がある」ことを前提としたものなんですよね。
立ったままの状態でこれらを使うことが出来ないの。
少なくとも、私は出来ないのね。

例えばカフェとかで、あるいは電車で座れて、端末を置くスペースが確保できる状況で使うのであれば、ポメラとかが打ちやすくて良いと思います。
でも、「外で長文テキストを打ちたい」って、そもそも私がやりたかったことって、移動時間などのスキマ時間に、ブログ記事の下書きなどが出来たらいいな、ってことなんですよね。
でも、「移動時間」ってつまり電車の中ってことで、通勤時間帯にそもそも座れることを想定した入力機器って、使えないじゃないですか。
そう、「移動時間などのスキマ時間」にテキストを打つなら、立った状態で(手で持った状態で)入力できるものでないとだめなんです。
つまり……
「物理キーボード付きの端末」ってところに戻ってきちゃうんですよね……。

物理キーボードつきの端末!

そもそも、私は物理キーボード付きの端末が大好きです。
一番最初に手にした「スマートフォン」と呼ばれる端末は、W-ZERO3です。
WILLCOMユーザーだったから、っていうのもあるけど、物理キーボードがついてるってだけでもう、これでしょう!って感じだったんですよね。
当時は他のキャリアではスマートフォンなんてまだあまりなくて、世間でも普及していなかったので、あんなでかい端末、それ、電話なの?って奇異の目で見られたもんです。
でも、テキスト入力はとても快適でした。

次に手にした端末は、後継機のWILLCOM03。
ずいぶんスリムになったけど、これもちゃんとQwertyキーボード付きの端末で、テキストが打ちやすくてお気に入りの端末でした。
結局バックライトが点かなくなってしまって使えなくなっちゃったのですが…。

更に手にしたのがGALAPAGOSくん。とにかく、代々Qwertyキーボード付きの端末を選んで乗り換えてきていたんです。
…Qwertyキーボード付きの端末が日本の市場から姿を消すまでは。

今、ほんとないですよね、物理キーボード付きの端末って!
絶対、物理キーボードが好きな層って一定数いると思うんですけど…。なんで作らなくなっちゃったんですかねぇ…(やっぱりコスト面なのかな)。
フリック苦手な人だっていると思うんですよ。
私はフリック激苦手なので、いつまでたってもスムーズに入力が出来ません。それだけで本当にストレスなんですよねぇ。

最近、クラウドファンディングで物理キーボード付きのGemini PDAという端末が出現して、Qwertyキーボードスキーの人たちに注目されている様子(?)ですが、価格が高いこともあるし、キーボードと本体の開き方が…いわゆるノートパソコンと同じ様な開き方なので……「電話」としては使いにくそうっていうのもあって、スマートフォンっていう感じではないなぁって思っていて。名前の通りPDAってことなのかなぁと。いや、勿論すごく気になる端末ではありますけどね(笑)

で、今入手できるQwertyキーボード付きの端末、って探していくと、Black Berryしかないのかなぁ、ってところに行き着くわけですよ……。
悲しいものです。

Black Berryを…

Black Berryというと、以前は独自OSの端末だったので手を出すのはちょっと…と思っていたのですが、最近はAndroid載せてるんですね。モバイル端末のチェックなんて、買い替えようと思った時くらいしかじっくり調べないんでその辺疎くって。
でも、中古でもそれなりにいい値段がするなぁ…。
と、見ていたら、ちょっと型落ちのものが比較的入手しやすい価格になっているのを発見しまして。
BlackBerry PRIV STV100-3。
縦型にスライドして下部にQwertyキーボードが出現するタイプですね。

欲を言えばキーボードは、横型でスライドするのが望ましいのですが、今そういう機種、ホントないですよね……。
贅沢は言えない状況です。
縦型スライドということは、キーボードがとても小さいということを意味しており、ちゃんと打てるのかなぁという疑問につながるわけですが……。
とりあえず、秋葉原の某中古店に在庫があるようだったので、現物を見に行ってみることにしました。

さて、店頭で現物を見せてもらいましたが、スライドキーボードがついてる割に本体は薄いですね。そしてディスプレイも広く見える……。
肝心のキーボードは……小さいですが……うーん、Black Berryの他の機種だってキーボードに関しては(縦型である以上)大差無いと思うし、Black Berry以外の端末でQwertyキーボード付きの端末が今後出現するか(特に日本国内で)わからないし……とぐるぐるぐるその場で迷って……

うっかり買ってきてしまいました(大馬鹿)

勿論サブ端末ですよー…。

本体ディスプレイ、すっごい鏡面ですな。めちゃくちゃ映り込むんで写真撮る角度が変です(笑)

ちなみに保護フィルム類とかはなにもまだつけてないんですけど、湾曲タイプのディスプレイ搭載の端末って実は初めてなんですよね…。この場合ってフィルムタイプのものじゃないと貼れないんですよねぇ…。

さて、肝心のキーボードなのですが

えーと、結論から言って、やっぱり小さくて、お世辞にも打ちやすいとは言えません(苦笑)
ただ、フリックよりは気分的にまし、かも知れません。個人的に。
打ちにくさの要因のひとつとして、変なキー配列っていうのがあると思ってます。
特に慣れないのがバックスペースの位置で、ついPのキーを打ってしまって…。
この辺は本当に慣れの世界なのかも知れないんですけど、これ、慣れたら多少は打ちやすくなりますかねぇ…。
普通のキー入力は割と慣れればなんとかなりそうだなって気はしてるんですけど、このバックスペースだけは慣れにくいだろうなぁとは思います。

ただ、普通のスマートフォンサイズの端末なので、電車の中で立ったまた打つのにはサイズ的には丁度良いです。
願わくば、どこからかまた横スライド型のQwertyキーボード搭載端末が発売してくれないかなと……それに付きますねぇ。

 
カテゴリー:パソコン・ガジェット   2018/06/15   このみ      
≪ FamilyMartのヒロアカキャンペーン  |  カードキャプターさくら×3COINS ≫

コメント送信フォーム


※ Eメールは公開されません
Loading...
 画像の文字を入力してください