日記に書いてた過去記事をこちらに移行し終わった?!
という訳で記念(?)のらくがきー。
第1話の、咲ちゃんのコートを借りた後ですね。
咲ちゃんのコートも帽子も妙に似合ってるから困っちゃうねぇ。
いや、この下がどうのとかは言わない約束で:ase:
…って、そう言えばこれ、第1話のシーンから描いたものなので、ついでに(?)第1話の感想を書こかなっと。
感想というか、個人的に気になる処とか、好きな部分とか、そんな感じで書いて行きたいと思ってます。
あらすじなんかは公式サイトを見て頂くのが良いかと。
以下、長文になっちゃいましたのでお気をつけくださいー:ase3:
東のエデン 第1話「王子様を拾ったよ」
この作品のヒロインである、森美 咲ちゃんが、ワシントンDCのホワイトハウスの前に到着するところから始まります。
願掛けしてホワイトハウスの噴水(外周の柵から凄く遠い…)めがけてコインを投げる…。
柏手を打って投げるところとか、非常に日本人的な行動ですよね(笑)
しかし、「ホワイトハウスに向けて」「何か投げる」という行動を、ガタイのイイガードマンに見とがめられて、何をしているんだと詰め寄られてしまいます。
言葉も十分に通じないし、いきなりピンチに陥っていた時、道路の向かい側から
「おーい、君、大丈夫?」
という男性の声が。
声の方向を見てみると、黒髪の日本人らしき青年の姿が目に入る、のだけれども、何故かその男の子は全裸だった…!
っていう、衝撃の幕開けの「東のエデン」な訳ですが…(笑)
登場が全裸の主人公って史上初じゃないの?っていう(笑)
しかも、全裸のくせに本人は至って平静で、妙に爽やかだったり。
自分に関する記憶が全くないのに(そして手に、携帯は…はともかく、拳銃を持っているというのに)、全然取り乱すことなく目に止まった、ガードマンに詰め寄られて困っている女の子(咲ちゃん)を助けに行っちゃうとか。
なんかもう、この人、普通じゃないでしょ(主に良い意味で)って思いますよね。
しかし、主人公が気がついた時点で記憶喪失なので、ホワイトハウス前で全裸に拳銃持って、何しようとしてたの?っていう謎が残るわけで…。
この最初のシーンで、色んな謎の種がまかれていて、この男の子はホワイトハウス前でわざわざ服を脱いで、拳銃を構えた状態で自ら記憶を消しているし、その様子を伺っている、赤い車に乗った男性が「ジュイス」という名の女性に電話で
「No.9は想像していた以上にユニークな男だな。だがここで終わりだ」
って言っていて、一体「No.9」って何?とか、この人は誰?とか、謎のまま立ち去ってしまって。
この後、ピンチを救った咲ちゃんに、帽子とマフラーとコートを借りるんですが、咲ちゃんも何で帽子→マフラー→コートの順で渡すんだか…(笑)と突っ込みたくなるわけで:ase:
この時点では記憶もないのに彼、気がついた時に手に持っていた拳銃を、ここで何の躊躇もなく手放すんですが、その時にちゃんと指紋を拭き取るという配慮も忘れてないんですよね。
で、咲ちゃんの元から走り去るんですが、個人的にここからのスピード感と彼のキュートさは秀逸だと思ってます。
携帯の履歴から自分が誰かを見つけようとしても、履歴も消えていて解らない。
でも携帯を調べている時に何気に指紋認証をして、誰かに電話が繋がる。
電話に出た女性は「ジュイス」と名乗り(そう、赤い車に乗ってた男性が話していた相手と同じ名前、同じ声の女性です)、ジュイスから「記憶を消した」こと、「新しい経歴を用意しろとの指示は受けていない」ことを知らされ、自分の家の地図を受け取る。
途中、何故かサラリーマンからズボンを借り(笑)地図の示す自宅アパートへ。
この短い時間の中でも、彼は実に表情豊かで、そして笑顔が可愛いんですよねー。
一方で、彼に貸したコートのポケットにパスポートとお財布を入れていた事を思い出した咲ちゃんが、彼を追って来ているんですが、咲ちゃんはホント、一人旅はしない方がいいですよねぇ…(笑)TVシリーズでも劇場版でも、ちょっとうっかり過ぎやしないかと(笑)
彼のアパートの自室も謎だらけですよねぇ…。
部屋の壁の地図の周りに貼られた写真やメモに何が書いてあったのか、とか、拳銃の改造中とおぼしきテーブルの上、クローゼットの中の拳銃や弾薬。6冊のパスポートと写真、そして鍵の束。
一体何をしていたのか、何をしようとしていたのか…。
しかし、記憶がないところにパスポートが6冊もあったら、自分が誰なのかますます解らなくて焦りそうなもんなんですけど、部屋でも妙に冷静ですよねぇ。
部屋の様子と残された写真から、もしかして自分はテロリストなのでは?なんて思った処にチャイムが。
このシーンの緊張感もいいですよねぇ。サスペンスものっぽい感じ。
訪問者はパスポートを取り返しにきた咲ちゃんだったのだけれど、「コートにパスポートが」と聞いて、躊躇なくパスポートを見る処とか、意外と抜け目なかったり。
咲ちゃんと同年代のパスポートを6冊の中から選んで、そこで初めて「名もない男の子」から「滝沢朗」になった訳だけど、この辺の行動もまた抜け目ないなぁと…。この時点で咲ちゃんを隠れ蓑にして日本に帰国しようと思ってた訳でしょ。
そして選んだパスポート以外の5冊と、テロリストを思わせる例の写真を処分…するためにトースターに突っ込むシーンもちょっと印象に残りますね。
ちなみに、6冊のパスポートに書かれていた名前は、
滝沢朗 1989年1月7日
渋谷真 1993年5月3日
長谷川和也 1980年9月25日
岡田信太郎 1973年7月21日
細澤直樹 1983年10月30日
黄瀬耕史 1979年2月14日
…年齢に差がありますよ、っていうか、30代後半は無理があるでしょう、滝沢君…:ho2:
アパートから出る時にも婦人警官に質問を受けたりするんだけど、そんなピンチも大胆に切り抜ける処とか、やっぱりただ者ではないっすね(笑)
その後は咲ちゃんと行動を共にすることになるんだけれど、無一文の状態で(その上手持ち荷物もないという超軽装!)警察(盗難届を出す)→大使館(飛行機のチケット代を借りる)→空港…と、数時間で帰国の準備をすっかり済ませてしまうというすさまじい行動力。
空港のシーンで、自分のパスポートでチケットを発行したとき
「偽造パスポートじゃないんだ…一応…」
って言ってるんですけど、これ、偽造だったらどうするつもりだったんだろう?:ase2:って思っちゃって(笑)でも、例えこれが偽造パスポートでも、何だかんだで乗り切っちゃいそうですけどね…彼は。
咲ちゃんにパスポートとチケットを渡した後、ジャケットのポケットに手を突っ込んでぱたぱたしてるところが何気に可愛いのです。
ゲートに移動する間に、咲ちゃんが何故ワシントンDCに来たのかが語られます。卒業旅行で、本当はニューヨークに行ったんだけど、どうしてもホワイトハウスが見たくて一人で抜けて来たこととか。日本に感じている「重たい空気」とか。ホワイトハウスに願掛けしようとしてたこととか。
ここで滝沢君のあの、「解るよ…解んないけど」の台詞が(笑)
そして最後に、日本にミサイル攻撃があったというニュース。
主人公は記憶がないし、日本じゃミサイル攻撃があったっていうし、一体どうなっちゃうの?って感じで第1話終了ですよ。上手いですね(笑)
滝沢君と言えば「映画」。
自分の記憶を消してしまっても、映画の記憶だけは鮮明に残っていて、1話でも「タクシードライバー」だとか「デニーロじゃなくてジェイソン・ボーン?」って言ってたりします。
滝沢君の台詞だけじゃなくて、作品を通して色んな映画へのオマージュが盛り込まれているということで、神山監督ご自身も映画好きで相当の本数観てるんだろうなぁって思います。
あと、「東のエデン」は背景が綺麗で音楽もいいですよねー。
背景がとにかく綺麗。あと、硬質なものへの映り込みも細かいし、ガラスへの映り込みに関してはちょっと面白い演出をしてるみたいですね。
そしてキャラクターの視線とか動きの芝居も細かいですよねー。
そういうところが、何度見ても面白い処なんじゃないかなぁと思います。
願掛けしてホワイトハウスの噴水(外周の柵から凄く遠い…)めがけてコインを投げる…。
柏手を打って投げるところとか、非常に日本人的な行動ですよね(笑)
しかし、「ホワイトハウスに向けて」「何か投げる」という行動を、ガタイのイイガードマンに見とがめられて、何をしているんだと詰め寄られてしまいます。
言葉も十分に通じないし、いきなりピンチに陥っていた時、道路の向かい側から
「おーい、君、大丈夫?」
という男性の声が。
声の方向を見てみると、黒髪の日本人らしき青年の姿が目に入る、のだけれども、何故かその男の子は全裸だった…!
っていう、衝撃の幕開けの「東のエデン」な訳ですが…(笑)
登場が全裸の主人公って史上初じゃないの?っていう(笑)
しかも、全裸のくせに本人は至って平静で、妙に爽やかだったり。
自分に関する記憶が全くないのに(そして手に、携帯は…はともかく、拳銃を持っているというのに)、全然取り乱すことなく目に止まった、ガードマンに詰め寄られて困っている女の子(咲ちゃん)を助けに行っちゃうとか。
なんかもう、この人、普通じゃないでしょ(主に良い意味で)って思いますよね。
しかし、主人公が気がついた時点で記憶喪失なので、ホワイトハウス前で全裸に拳銃持って、何しようとしてたの?っていう謎が残るわけで…。
この最初のシーンで、色んな謎の種がまかれていて、この男の子はホワイトハウス前でわざわざ服を脱いで、拳銃を構えた状態で自ら記憶を消しているし、その様子を伺っている、赤い車に乗った男性が「ジュイス」という名の女性に電話で
「No.9は想像していた以上にユニークな男だな。だがここで終わりだ」
って言っていて、一体「No.9」って何?とか、この人は誰?とか、謎のまま立ち去ってしまって。
この後、ピンチを救った咲ちゃんに、帽子とマフラーとコートを借りるんですが、咲ちゃんも何で帽子→マフラー→コートの順で渡すんだか…(笑)と突っ込みたくなるわけで:ase:
この時点では記憶もないのに彼、気がついた時に手に持っていた拳銃を、ここで何の躊躇もなく手放すんですが、その時にちゃんと指紋を拭き取るという配慮も忘れてないんですよね。
で、咲ちゃんの元から走り去るんですが、個人的にここからのスピード感と彼のキュートさは秀逸だと思ってます。
携帯の履歴から自分が誰かを見つけようとしても、履歴も消えていて解らない。
でも携帯を調べている時に何気に指紋認証をして、誰かに電話が繋がる。
電話に出た女性は「ジュイス」と名乗り(そう、赤い車に乗ってた男性が話していた相手と同じ名前、同じ声の女性です)、ジュイスから「記憶を消した」こと、「新しい経歴を用意しろとの指示は受けていない」ことを知らされ、自分の家の地図を受け取る。
途中、何故かサラリーマンからズボンを借り(笑)地図の示す自宅アパートへ。
この短い時間の中でも、彼は実に表情豊かで、そして笑顔が可愛いんですよねー。
一方で、彼に貸したコートのポケットにパスポートとお財布を入れていた事を思い出した咲ちゃんが、彼を追って来ているんですが、咲ちゃんはホント、一人旅はしない方がいいですよねぇ…(笑)TVシリーズでも劇場版でも、ちょっとうっかり過ぎやしないかと(笑)
彼のアパートの自室も謎だらけですよねぇ…。
部屋の壁の地図の周りに貼られた写真やメモに何が書いてあったのか、とか、拳銃の改造中とおぼしきテーブルの上、クローゼットの中の拳銃や弾薬。6冊のパスポートと写真、そして鍵の束。
一体何をしていたのか、何をしようとしていたのか…。
しかし、記憶がないところにパスポートが6冊もあったら、自分が誰なのかますます解らなくて焦りそうなもんなんですけど、部屋でも妙に冷静ですよねぇ。
部屋の様子と残された写真から、もしかして自分はテロリストなのでは?なんて思った処にチャイムが。
このシーンの緊張感もいいですよねぇ。サスペンスものっぽい感じ。
訪問者はパスポートを取り返しにきた咲ちゃんだったのだけれど、「コートにパスポートが」と聞いて、躊躇なくパスポートを見る処とか、意外と抜け目なかったり。
咲ちゃんと同年代のパスポートを6冊の中から選んで、そこで初めて「名もない男の子」から「滝沢朗」になった訳だけど、この辺の行動もまた抜け目ないなぁと…。この時点で咲ちゃんを隠れ蓑にして日本に帰国しようと思ってた訳でしょ。
そして選んだパスポート以外の5冊と、テロリストを思わせる例の写真を処分…するためにトースターに突っ込むシーンもちょっと印象に残りますね。
ちなみに、6冊のパスポートに書かれていた名前は、
滝沢朗 1989年1月7日
渋谷真 1993年5月3日
長谷川和也 1980年9月25日
岡田信太郎 1973年7月21日
細澤直樹 1983年10月30日
黄瀬耕史 1979年2月14日
…年齢に差がありますよ、っていうか、30代後半は無理があるでしょう、滝沢君…:ho2:
アパートから出る時にも婦人警官に質問を受けたりするんだけど、そんなピンチも大胆に切り抜ける処とか、やっぱりただ者ではないっすね(笑)
その後は咲ちゃんと行動を共にすることになるんだけれど、無一文の状態で(その上手持ち荷物もないという超軽装!)警察(盗難届を出す)→大使館(飛行機のチケット代を借りる)→空港…と、数時間で帰国の準備をすっかり済ませてしまうというすさまじい行動力。
空港のシーンで、自分のパスポートでチケットを発行したとき
「偽造パスポートじゃないんだ…一応…」
って言ってるんですけど、これ、偽造だったらどうするつもりだったんだろう?:ase2:って思っちゃって(笑)でも、例えこれが偽造パスポートでも、何だかんだで乗り切っちゃいそうですけどね…彼は。
咲ちゃんにパスポートとチケットを渡した後、ジャケットのポケットに手を突っ込んでぱたぱたしてるところが何気に可愛いのです。
ゲートに移動する間に、咲ちゃんが何故ワシントンDCに来たのかが語られます。卒業旅行で、本当はニューヨークに行ったんだけど、どうしてもホワイトハウスが見たくて一人で抜けて来たこととか。日本に感じている「重たい空気」とか。ホワイトハウスに願掛けしようとしてたこととか。
ここで滝沢君のあの、「解るよ…解んないけど」の台詞が(笑)
そして最後に、日本にミサイル攻撃があったというニュース。
主人公は記憶がないし、日本じゃミサイル攻撃があったっていうし、一体どうなっちゃうの?って感じで第1話終了ですよ。上手いですね(笑)
滝沢君と言えば「映画」。
自分の記憶を消してしまっても、映画の記憶だけは鮮明に残っていて、1話でも「タクシードライバー」だとか「デニーロじゃなくてジェイソン・ボーン?」って言ってたりします。
滝沢君の台詞だけじゃなくて、作品を通して色んな映画へのオマージュが盛り込まれているということで、神山監督ご自身も映画好きで相当の本数観てるんだろうなぁって思います。
あと、「東のエデン」は背景が綺麗で音楽もいいですよねー。
背景がとにかく綺麗。あと、硬質なものへの映り込みも細かいし、ガラスへの映り込みに関してはちょっと面白い演出をしてるみたいですね。
そしてキャラクターの視線とか動きの芝居も細かいですよねー。
そういうところが、何度見ても面白い処なんじゃないかなぁと思います。
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