なにか作業をしようと思った時、何かと気を散らすものがあったり、気持ちがなかなか作業に向かなかったりと、スロースターターなタイプなのですが、強制的に作業に向かうためにどうしたらいいかなって考えます。
仕事はちゃんとするのにね。
で、ポモドーロタイマーかなぁ、とか、その辺りをうろうろしてて、家で仕事をしているときはよくHOBBYROOMに入ったりしているのですが、4月~5月にSteamで作業支援的なタイトルが続けてリリースされたんですよね。
同じようなコンセプトの「ゲーム」と分類しにくいタイトルがSteamで出るっていうの、何の流行りかな?と思いつつ、作業支援系のタイトルはとても興味があるので、ウィッシュリストに入れて楽しみにしていました。
で、先にリリースされたのが「Spirit City: Lofi Sessions」。
2024年4月8日にリリースされました。
そして後発の「Chill Pulse」。
2024年5月3日にリリースされました。
リリース日の差は約1ヶ月。作業支援系として、出来ることの内容はほぼ同じな2タイトルですが、両方購入して作業のお供に使ってみましたよー。
Spirit City: Lofi Sessions
こちらはグラフィックが3Dで、お部屋の全景はこんな感じ。
机、ベッド、窓際、暖炉前のロケーションが選べます。
お部屋の壁紙やカーテン、壁の棚、ベッド、クッションなどなど、カスタマイズアイテムもあります。
キャラクターメイクはこんな感じ。
耳や角なんかもつけられます。
お洋服が、部屋着だからかボトムがパンツ系しかなくて、スカートがないのが個人的には残念。部屋着でもスカート族な私としては、キャラクターにもスカート履かせたい。
ただ、ベッドで寝転がったりするので、スカートだと難なのかもしれない(知らんけど)。
で、このソフトの特徴のひとつ、「スピリット」をお供に出来ます。
「スピリット」ですが、最初は猫さん(猫型スピリット?)しか開放されていません。
レベルが上がると新しいスピリットを見つけるヒントが開放されて、ヒントを元にスピリットを見つける、という収集要素があって、そこが(完全な作業支援だけじゃない)ゲーム要素になっているかなと思います。
スピリットは色を変えることもできます。
お部屋の環境を変えることができて、窓の外の時間帯を朝・昼・夕方・夜に、環境音で雨、風、雷鳴などを選ぶとそれに合わせた天候になります。
そして、こういう作業支援ソフトといえば音楽ですが、いわゆるLo-fiミュージックと言われる心地よい音楽が再生リストに多数収録されています。
あと、YoutubeのURLをいれるとYotubeの音楽を再生出来る機能もありました。
作業支援的な機能として、
タスク管理
シンプルなTodoリストですね。
ポモドーロタイマー
(タスクと一緒に表示してますが、それぞれ表示ON/OFFできます)
ポモドーロタイマーは作業する時間、休憩時間ともに任意で設定ができます。
習慣管理
こういうの、ハビットトラッカーって言うんでしたっけ?
それがあります。
毎日だけじゃなくて、曜日を指定することも出来るので、毎日やること以外の管理にも使えますね。
ジャーナル
ノートとか日記とか自由に使えるものですね。
一応テーマ?のようなものが選べるようになっていました。
Spirit Cityは、スピリットを開放するのも楽しいし、机での作業で、お絵描きのモーションもあったりして、お気に入りのソフトです。
起動時間でレベルが上がるのですが、ポモドーロタイマーをかけていないと経験値がたまらないなどの条件はなく、起動してるだけで経験値がたまるので気軽ですね。
5月30日のアプデで新しいスピリットが追加されましたが、すぐに発見してしまったので(笑)また新しいスピリットが追加されたり、お洋服やお部屋のカスタムアイテムが追加されるのを楽しみにしています。
Chill Pulse
こちらはグラフィックがドット絵の2Dタイプ。
リリースされた直後は一通りの機能は実装されていましたが、カスタムアイテムなどはあまりなく、必要最低限な印象でした。
ただ、その後連日のようにアップデートが入って、機能が追加されていきましたね。
こちらはキャラクターのカスタム要素は今のところイヤリングとヘッドフォンくらい。
レベルによって部屋が開放されていくのですが、部屋によって服装が変わる、という仕様のようです。
机の上のペットは、最初は猫だけ。ですが、計画として今後他のペットも追加予定だそうです
(追記:6月17日のアプデでペットが実装されました)
あと、机上左側の瓶の中で熱帯魚が飼えます。
餌を上げるとコインを生んでくれる(笑)
そして、コーヒーを淹れることができます。
部屋によってドリンクは変わるみたいです。
外の天気は、雨か雪しかないようです。
部屋によっては窓がないので、外の天気わからないかも…。
環境音は4種類。
作業支援機能としては、
Todoリスト
ポモドーロタイマー
こちらもポモドーロの時間、休憩時間ともに任意設定ができます。
付箋メモ
日記
あと、不思議なのが、チャット。
そして後に加わった謎機能の手紙。
と、いった感じです。
こちらもLo-Fiミュージックが収録されていて、どれも落ち着く良い雰囲気の音楽ですね。
そしてこちらもレベルが上がるとダイヤが貰えて、カスタムアイテムを買ったり出来るのですが、経験値はポモドーロタイマーを使用しないと入らない仕様になっています。
つまり、ポモドーロタイマー使わずにBGM代わりとして起動だけしてる状態だと何時間使用しても一切レベルが上がらないという……。
私はポモドーロ使わずに起動だけしてBGM代わりに使うことが多いので、その部分がちょっと厳しかったりします。
ポモドーロ使えばすぐにダイヤ貯まるので、気向いた時にポモドーロタイマー使えばいいんですけどね。
Spirit CityとChill Pulse、どちらもそれぞれ良さがあって、気分によってどっちかを起動、みたいな使い方をしているのですが、「どっちが好きか」と選ぶなら、Spirit Cityの方が好き……かなぁ。
ポモドーロ使わなくても経験値入る気軽さや、スピリット開放の軽いゲーム性、カスタムアイテムの多さやロケーション、アクティビティ切り替えなど、楽しい要素が多いのが良いです。
どちらも、今後のアップデートが楽しみですね。
追記
実は同時期くらいに出る予定になってた、同じような作業支援系のソフトで「On Track」というのもあるんですよね。
もとは春頃のリリース予定だったと思うのですが、遅れて7月予定に変更になったようです。
Steamの6月のNextフェスで体験版が公開されたのでちょっと試してみたのですが、こちらはデモ版ではウィンドウサイズがフルスクリーンしか選べない感じでしたね。
機能は基本的な作業支援系なツールは実装されてる感じかなぁ。
こちらは、車窓から見える景色が流れていく、というもので、グラフィックは見てて楽しいかなと思いました。
これは……うーん、ウィッシュリストに入れてあるけど、リリース後すぐに買うかはちょっとまだわからない……かなぁ。